ごちそうさん 感想 150回 最終回に見た愛のカタチ。

連続テレビ小説 「ごちそうさん」のあらすじレビューと感想 第150回

悠太郎とめ以子、源太のそれぞれの愛のカタチを感じた最終回。

清々しい最終回でございました。

最終週のタイトル「とんだごちそう」の意味も分かりました。（＾＾

強引でしたが、豚飛んでましたね。
逃げられちゃったけど・・・。

"とんだ"には、豚以外に
悠太郎が突然現れた"思いがけないさま"という意味も含まれてますよね。


竹元さんがくれたカレー粉で悠太郎の為にカレーを作って待つめ以子。
復員列車からは現れない悠太郎はフェイントで帰宅。

甲子園開催で皆は盛り上がり、室井さんは「阿呆の佛」の最終回を書く。

最終回はもう悠太郎が帰ってきたことに尽きますね。

なんだか怒涛の進行でしたけど、幸せ感いっぱいで終わった「ごちそうさん」でした。

最終週では今まで出演した人を出来るだけ出演させた感あり。（＾＾

待つ女

悠太郎を待ち続けて２年弱。

さすがに心折れそうになるメイコ。

源太の、半ば本心が見え隠れする告白も空振りに終わるが、
め以子を励ますことができました。

このタイミングで源太とめ以子が一緒になってたら、
１０分後には悠太郎が登場してたのでどうなったことやら（＾＾


夫に会えない間の出来事を日記にまとめているのも愛だなー。
"めい子の悠太郎ノォト"という感じ。（＾＾


め以子はタダで復員してきた人々にカレーを振舞うのですが、
これまでもどれくらいタダで料理を振舞ってきたんでしょうね。

め以子にお金が入ってくるのは、目先の利益にとらわれず、
食べる人のおいしい笑顔を見たいという純粋な姿勢によるものなのかなと。

仕事もそういうことだと教えられた感じです。
相手の為を思って誠実に行ったサービスが価値を生み、お金になって帰ってくる。

源太の愛のカタチ

「お前はしゃあないの。 惚れた弱みやねんから。」
「ず～っと ず～っと待つしかないの。」
「わしも一人やから、お前も 一人で気張れや」

このセリフを聞いて思ったんですが、源太が独身を貫いているのは
め以子を守り続けるため！？なのかも知れないなと。

源太やっぱり男だよ。
好きな人の幸せを願ってこそ男。

そういう愛のカタチもありますね。



それにしても、男女の縁が切れるのは２年というのが節目なんでしょうか。

まだ２年経ってないから諦めないというめ以子でしたが、
桜子に干されていた室井さんも、２年経ったからもういいでしょ。
みたいなこと言ってましたから。

おかえり悠さん

トラさんのナレーションで、
「ひょっとしたらトンとんでもなく長いトン」からの「トンだ～！」

"トンネル"と言いたかったであろうところからの強引なブタ登場。

なんでやねん。


豚を捕まえようとする悠太郎のへっぴり腰加減に爆笑。
そして、豚を抱えた悠太郎の爽やかな顔と言ったらない。

豚もスローモーションで撮られるとは思っていないだろうに。（＾＾


再開の感動に涙するめ以子を他所に、

「僕の手料理食べたい 言うたやないですか。」

と悠太郎の冷静な言葉。
嫁との約束を守ろうとする悠太郎の愛のカタチ。

め以子が悠太郎の手料理を食べたいと言っていたことを
見てるこっちはすっかり忘れてました・・・。



「最高です！悠太郎さん。」

と嫁に言わしめた悠太郎。



め以子を心配するうま介メンバーに対して、

「多分 今日は来んのちゃうかな。」
「みんなも帰らん方がええんちゃうかな～。」

"戻ってきた"という言葉を使わずに表現する
源太のセリフがたまりませんわ。

おじいちゃん悠太郎の帰宅を「阿呆の佛」ではどのように表現されるのかも
気になります。


最後は、め以子の「ごちそうさんです。」を聴く事ができました。



半年間、「ごちそうさん」と共に歩んできたこのブログを
読んでいただきありがとうございました。


また改めて「ごちそうさん」への思いを書いてみたいと思います。

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杏さんも最終回を終えていろいろと心境を語っておりました。
【朝ドラ】ごちそうさん 最終回を迎えた杏さんの心境は？
http://youtu.be/PRB702muu0A

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